【考え事】ネタバレを含む映画感想について
こちらのカテゴリの記事につきましては、
「結論を出そうね」、という話ではなく
「なんかそんな感じなんだなぁ」と、
ぼんやり考えた事をただ綴るだけのものになります。
考えるきっかけ
ゴジラ-1.0を観て来たんですよ。
元々は感想記事にしようと思ってたんですけど、あまりにも内容が素晴らしくて「1mmもネタバレしたくない」状態になっちゃったんですよね。
じゃあ他の映画はネタバレしてもいいと思ってるのかっていうと、そんなことはないんです。
と、言う事を書いていこうと思います。
なんでネタバレ含む感想を書いてるのか
これはもう、語りたいからです。同じ映画を観て内容を知ってる人に聞いて欲しいんですよね。
ほんとは感想を話し合いたいんですけど、さすがにそれは高望みなので聞いてもらうだけで。でもできれば他の人の感想も聞きたい。
本来であれば、まだ観てない人のためにネタバレは控えるのが当然ですし私も基本はそう思ってます。ただ、SNSのような「意図してなくても目に入ってしまう環境」と、こういった「検索しないと辿り着かない環境」であるような感想ブログというのは、読み手の目的が明確に異なるので分けて考えていいんじゃないかな、と思うのです。決して私が話したいだけではないのです。
ネタバレされたくない人は自分から検索かけてまで感想ブログなんて見に行かないですし、もし万が一辿り着いたとしてもネタバレ注意の表記、加えて「自分でクリックしないとネタバレ情報が開かない」状態であれば、十分配慮できているでしょう。逆にそこまでしてあって「ネタバレされた・・・・・・」って言われたら「自分の意思で開いたんじゃないの?????????」ってなりますよね? なる。確信。
「自分でクリックしないとネタバレ情報が開かない」こんなやつ
サンプルなので開いても何もないなり。
SNSのような「意図しなくても目に入ってしまう環境」、これは本当に気を付けないといけないですよね。ネタバレ無しの状態で物語を楽しんで欲しいのに、自分がネタバレを発信してたらそれはもう矛盾以外の何物でもないですし。
SNSではないんですが、昔友人との何気ない会話でネタバレされた事があるんですよね。その作品は私が凄く楽しみにしていた事もあって、聞いてしまったネタバレを忘れるまでその作品に触れるのは止めてるんですが一向に忘れる気配も無く、ずっと未プレイのままとなっています。
だから余計に、ネタバレされたくない人にネタバレはしたくないんですよね。
ちなみに私がネタバレされた件についてですが、友人は全く悪くないのであしからず。あれなんですよね、ネタバレされた作品って、私が「これめちゃくちゃ面白いよ」って勧めたゲームなんですよね。当時私が使っていたPCがかなり古いもので、プレイしていたゲームも物凄いカクカクしてたし音も無い状態でクリアしたんですけど、めちゃくちゃ面白かったのでちゃんと環境を整えてやりたいと思って。正規ルートを一周だけして、他のルートは取っておいたんですよ。
だからしばらくやらないし、と思って勧めたんですが、その友人は勧めたゲームに興味を示さなかったんです。ただそのゲームのアニメを観て、その内容を私に話しちゃったんですね。「勧めてきたから全部内容知ってるでしょ」って思ったとのことで、「確かにそう思うよな!!!!!!」と思って私も消沈としました。悲しい。
ネタバレされても大丈夫な人
最初にそういう人と出会った時はガチでびっくりしたんですが、意外といますよね。
むしろ観る時間無いからネタバレして何が面白いのか教えてくれ、って言う人もいますし。
個人的には、物語って観る人によって感想や感じ方って変わると思っているので(価値観とか立場とか経験とか)、他人から聞いて済ませるんじゃなくて自分で最初から最後まで感じて欲しいと思っているんですけど、まぁそこは人それぞれですもんね。特に否定はしないです。
私に意図せずネタバレしてしまった友人が特にそのタイプで、例えばアベンジャーズを勧めた事があるんですけど、その時友人に言われたのは「観たい映画のために関係する興味ない映画は観る気しない」って言われてしまって。
アベンジャーズってアイアンマンから始まり、他のヒーローの映画を何人分も観ないと全体像が分からないじゃないですか。その中には自分が関心湧かないものもあるっていうのは、まぁ気持ちはわかるので私も強く勧めなかったんですが……マーベル版のスパイダーマンだけ観たいからアベンジャーズのネタバレして、って言われてしまって。
う~~~~~~~~~~~~ん、えっ、そんなもったいない事するの?
と思ったものの、私が何を言ってもその友人がマーベル映画を観る事は無いってわかってたので、スパイダーマンを観るために必要な最低限の知識だけ伝えました。
あれでよかったのだろうか……。
そういった人が一定数いるのをわかっていたのもあって、ネタバレを含む感想ブログを始めました。むしろそのおかげであまり抵抗が無いというかなんというか。
結局のとこネタバレを含む感想ブログは
私は全然ありだと思ってます。理由は前述した通りですね。
- 自分で検索して、自分の意思で開かないとわからないから
- SNSと違って意図せずネタバレを見てしまう心配がない
- むしろネタバレして欲しい人もいる
こんな感じです。
ただ忘れてはいけないのは、その物語に一番思い入れがあって、一番楽しんで欲しいと思ってる人達は「原作者」さんなんですよね。我々視聴者ではなく。
なので、ネタバレをするにしてもそれだけは忘れないようにしないといけないと思ってます。
もちろん、原作者さんがどう思っているのかは本人にしかわからないので、それを勝手に代弁したりとかはできませんので「どこまでネタバレしていいのか」も、ネタバレをする人の匙加減次第なのかなと思うんですが。
私が私に課してる、絶対にやっちゃダメだよな、と思うのは「物語の最初から最後まで全て通して話してしまう」ですね。
友人に対してであれば相手が望めばそれもしますけど、こういう、誰でも見れる表立った場所では全体の通しを話してしまうのは違うんじゃないかな、と思っています。物語の著作権も当然あるんですが、それ以前の問題として。
ちょっと前にファスト映画なるものが流行ってましたけど、あれに関しては完全にアウトですよね。どう見たって権利侵害でしたし。
なので、例えブログのような文章だけであっても(本編の画像を使わないとか)、最初から最後まで全て通して話してしまうのはどうにもダメだと思うんですよね。
例外があるとしたら、本編よりオチが有名な作品の、オチの解説とか?(猿の惑星とか)(アイアムレジェンドの2種類のエンディングとか)
そういうところは個人的には問題ないんじゃないかなと思います。
なんて言うんでしょう、そういう、「この作品はこういう流れで話が進んでこういう結果で終わります!」みたいなファスト映画なやつじゃなくて。
「この作品のこの部分ってこういう事なんじゃないの? あそこで言われてたこれってこういう意味が。あのシーンにはきっとこんな意味が込められてるんじゃ」みたいな、そういう考察は別だと思うんですけど、うーんどうなんでしょうね。
思考が絡まってきたのでこのへんで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
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